22.7.12

『女教師学園 秘蜜の時間割』 松田佳人

久しぶりの更新となってしまいました。
読むけれどもけれども、覚え書き追いつかず……てな感じでしたね、この半年ちょっとは。

それでは気を取り直してレビューです。
久々のフランス書院の中でも、
主人公となる男子高校生2人がさほど犯罪めいておらず、
次から次へと女教師に、同級生、先輩と女の人を取っ替え引っ替えし、
官能内容もライトで親しみやすいものをチョイスしました……!
(というのも、フランス書院系の陵辱ものに出てくる男子高校生は
冷酷冷徹の非道な奴らが多いので)


シュチュエーションのバリエーションの豊富さは大好きな常盤準先生の『働く女 夜9時の陵辱研修』並みかなー なんて思ってしまうくらい、そこら中に官能スポットがある、おもしろい作品。


川野智司高校一年生(童貞)とクラスメイトのやんちゃくん太田健吾。
まずは健吾が若い女教師に仕掛けて、智司はそのおこぼれに与る……という形。
始めは、ざっとそんな感じで。

とりまく女性陣はまず、口火を切って男子2人の標的にされる
24歳くらいの英語教師・槙野美加、のちに智司を襲い返す!

次ぎ、20代後半で大人の色気を出す担任教師・新藤小夜子、智司の憧れの担任だが、
健吾のやんちゃぶりを気にしすぎる小夜子先生は、先に健吾を手込めに? 
嫉妬する智司!

健吾の幼なじみの学級委員長・香織、香織は健吾の彼女面するものの実は処女。
キスすらまだだったのに、智司に全てを奪われて……!

全校上げての林間学校(not 輪姦学校のはずが……)で、
智司に言い寄るちょいマゾ気質の美人先輩・美紗。
海辺で智司におもちゃにされてしまうのか!?

欲情をストレートに表現する、健吾を好きな体育教師・磯部紀子は
健吾にフェラをしかけるが、あの健吾がされるがままでは終わらない!

教育実習にきた新藤小夜子の姪、大学生・大島杏子を、
美紗をオトリに手込めにしていく智司と健吾。
が、突然、美紗が意外な行動に!

メインディッシュは担任・小夜子からの制裁!


注目は智司の童貞喪失! いつ、どこで誰とになるのか……!? 

さらに男性体育教師が美紗の胸を揉みしだいたり、登場人物が多いのも特徴。
軽快で面白いんだけど、文系女教師たちを手込めにするプロセスが
ワンパターンになりがちで、そこだけがちょっと残念な気がしましたわ。

主人公の男子に不潔感ないし、かる〜い官能小説の中で女性にお勧めするとしたら、
これをレコメンしますね。
童貞のはずの智司のテクが秀逸とか、いいファンタジー具合ですし。