27.10.14

『TV.Bros』10/25号

大好きな各週刊誌『TVブロス』に
またまた書評めいたものを書かせていただきました。
誠にありがたいこってす!!!


取り上げたのは中村淳彦さんの『日本の風俗嬢』です。

色んな切り口でたくさん書きたいことある本でした。
中村さん、ヒット作続きなのも納得の面白さ。
『名前のない女たち』シリーズも好きです。

この号ですよ!
「ブロスの本棚」というコーナー。







今さらながら、書きだし、もっとうまくやれたわーーーーぁっとなるのは、
まぁ、あるあるだな。精進精進。




15.10.14

2014.08.08発売の『anan』

そうそうそう! 

そういえば今年も書いていました『an・an』のセックス特集!
読者の体験談をリライトいたしました。
どれが私が手掛けたものか当ててください!!って周りにいっているのですが、
みんなぜんぜんやってくれない(泣)

しかしながら、先週、
ついに、全問正解者がでました。

みなさんもよかったら当ててください。
あたったら焼き鳥ご馳走します。
10エピソードのうち、3つです!
さぁさぁ、当ててみぃ!!



『淫獣の宴』 草凪優

超絶テクを持つ男に、骨抜きにされたい夜は。



夏だもの、めちゃくちゃになるようなセックスがしたい! めちゃくちゃに感じまくって、おかしくなっちゃうようなセックスが……って願望を持ち続けて、早数年。しかし、現実ではなかなか叶いづらいものです。
仕方ないので、とびきりにセクシーな小説で疑似体験することにしましょう。


今回は、女性ファンも多い官能小説家・草凪優さんの『淫獣の宴』を紹介します。
この作品、特筆すべきは草凪さんの“じらし”テク。それは草凪さんの『夜の婚活』という作品でも発揮されていて、高級ランジェリーに身を包んだ主人公の局部には触れることなく、お尻や脚、胸を下着の上から触るだけで、その子をじりじりとオーガズムのフチへと追い詰めていくんです。主人公が「お願いだから、直に触って! 挿入して!」って叫びださずにいられなくなるまで。
『淫獣の宴』では、23歳のグラビアアイドル・希子が、銀座で月の売り上げ500万や1000万の売り上げを持つ、売れっ子ホステスたちの“イロカン”(女を“色”こと最高のセックスで営業や成績を管理すること)をしていた凄腕マネージャー・加治に、じらされ、とことん感じさせられてしまいます。しかも、自分の恋人の前で……。


──加治はまだ肝心なところには触れていないし、脚すらひろげてこようとしない。ごくソフトなタッチでお尻や太腿をなでまわしては、時折、息のとまるような口づけで舌を吸ってくるだけだった。──


それだけでも、体の芯が熱くなり、全身に汗をかく。この愛撫を30分あまり続け、


──加治の甘い言葉も、まるで耳に入ってこない。指先が乳輪にそっと触れたからだ。白い素肌とピンクの境界を、くるくると指が這いまわり、それだけで希子は泣きだしてしまいそうになった。体が浮遊するようなおかしな感覚と、怖いくらいの震えが同時に起こった。──


ここまでで、やっと乳輪! 直後、片方の乳首を舐められると希子はあまりの快感に叫びだしてしまうのですが、このセックスは、このあとも61ページも続き、言葉通りめちゃくちゃにされてしまいます。読んでるこっちも、熱くなる……この小説は、希子の性感が読み手にまでシンクロし、脳髄が溶けそうなほど感じさせてくれる一冊なんです!


夏の仕上げに、“寝取られ”トレンドもおさえた熱い官能小説を……ていうか、こんな超絶テクを持つ男性に、私も1度でいいから抱かれたい!! 


って、去年の夏に書いた原稿でした。
秋の夜長にひっそり更新。