14.11.11

『働く女 夜9時の凌辱研修』 常盤準

とにかくバラエティに富んでいて……あれもこれも楽しめるところがお得。
プレイがディープすぎないので安心して読めましたし。

この写真、わたしが読みながら濡れ場と思われる箇所、
なにかしらのプレイが出てくる場所に付箋を貼ったらば
こんなことになってしまうくらい……





コンテンツもりもりすぎ。

常盤準先生(名義で)は作品点数多くはないので
一冊一冊が充実しているタイプの作家さんだと思う。
その中でも、この『働く女〜』の内容の詰まりっぷりはハンパないのですよ。

主人公は27歳の男・加藤、会社員。
奥手だった彼が次々に関わりをもっていくのが……
従順な処女の新入社員の22歳の夏美。彼女とは主にオフィス。
性を謳歌する同期の総務部員、薫。彼女とは、カップルチックに。
憧れの女上司・怜子は32歳の人妻で……。

女性と話すのが苦手だった男が、自分のセッ クスの自信を持ち
変わっていく成長ストーリーでもあるんだけど、
成長の証としてか、怜子対してだけ接し方が大きく変わっていくのよね。

オモチャを使った遠隔放置プレイ、羞恥プレイ
給湯室、医務室、応接室、打ち合わせスペース、etc.と、
オフィス内でのセッ クス展開だけでもかなり充実してるのに、
彼女の部屋で、旅行先で、と他にも色んなところでしまくってます。
ほんと感心するぐらい色んなところでしてるわ……。

これ一冊がプレイのオムニバスみたいで、
5年くらい、これ一冊だけでネタは充分って感じがする。
エロスの玉手箱や〜★